WordPressの「PHPの更新が必要です」表示の対応について
2020-07-19
すっかりWFH(Work From Home )に慣れきった今日この頃、皆さん元気にお過ごしでしょうか?
僕は相変わらずインドアな(普段通りの)生活を続けております。
さて、WordPressを使用している当ブログ、最近またまた放置気味だったのですが、久しぶりに管理画面をのぞいてみたら以下のような通知が出ていました。

すごく面倒くさかったのですが、少し考えを改めて対応してみることにしました。今回はその備忘録となります。
まずは事前準備
というわけで、さっそくダッシュボードの「PHPの更新についてさらに詳しく」をクリックしたところ、下記のようなWordPress.orgのサポートページが開きました。
WordPress.orgのサポートページ(外部サイト)
https://ja.wordpress.org/support/update-php/
こちらのサポートサイトに丁寧に手順が紹介されていたので、それに沿って進めていくことにしました。
手順1:プラグインでデータのバックアップをとる
PHPアップデート後にWordPressサイトに不具合が起こった場合に修復できるようにサイトのバックアップをとっておくことが推奨されていました。
バックアップ自体はWordPressの無料プラグインでできるようなので、サポートページで紹介されているプラグインを利用することにしました。
無料バックアッププラグイン一覧(外部サイト)
https://ja.wordpress.org/plugins/search/backup/
その中でもページの一番左上にあり星5評価で激推しされているプラグイン「UpdraftPlus WordPress Backup Plugin」を使用しました。
使い方ですが、以下のページがわかりやすかったのでこちらを参考にインストールと操作をしたところ割と簡単にバックアップが取れました。
バックアップ専用プラグインUpdraftPlusの使い方・設定方法まとめ(外部サイト)
https://tekito-style.me/columns/wordpress-plugin-updraftplus
手順2:WordPress本体、テーマ、プラグインをアップデートする
これは見出しの通りです。
今回は管理画面にログインしたときに先にアップデートしていたので問題なかったです。
アップデートしていない方は管理画面の「更新」メニュー等からアップデートしておきましょう。
手順3:PHPの互換性をチェックする
既存のテーマやプラグインが新しいPHPのバージョンにあっているのか互換性をチェックしてくれる「PHP Compatibility Checker」というプラグインがあるとのことで、以下のページを参考に互換性をチェックしました。
PHPバージョンの互換性をチェックできるプラグインPHP Compatibility Checker(外部サイト)
https://www.vektor-inc.co.jp/post/php-compatibility-checker/
割と簡単にチェックできて驚きです。とりあえず試せる一通りのPHPバージョンでチェックして互換性はOKだったので次の手順に進行しました。
サーバーのPHPバージョンを更新する
さて、事前準備が整ったらサイト自体のPHPバージョンを更新することとなります。ここからはWordPress管理画面ではなくWordPressサイトを置いているサーバー側での対応となります。
当ブログはレンタルサーバーを借りて運営しているので、レンタルサーバー会社のマニュアルを参考にサーバーのコントロールパネルからPHPバージョンを更新しました。
WordPress.orgのサポートページにも掲載されていますが、各社のマニュアルへのリンクがGitHubページに貼られているので、そちらから参照すると早いと思います。
Hosting-specific Tutorials (Japanese)(外部サイト)
https://github.com/WordPress/servehappy-resources/blob/master/tutorials/hosting-specific/tutorials-ja.md
レンタルサーバーのPHPバージョンを更新後、WordPress管理画面のダッシュボードを更新したら通知が消えたので一件落着です。

以上、WordPress管理画面のダッシュボードに「PHPの更新が必要です」と出たときの対処方法についてでした。