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ノンデザイナーでもWebデザインが上達する考え方

2019年8月17日

Webデザイン

色鉛筆

Web制作会社ではデザイナーからディレクターにキャリアアップする人が多いので、デザインを理解している人は多いと思います。ただし、中にはデザイン畑出身でないWebディレクターも存在します(まさに私のこと)。

そこで今回は、そんなノンデザイナーがWebデザインスキルを上達させるための考え方について書こうと思います。

Webデザインには様々な配慮が必要

Webサイトのデザインには、センスの良さだけでなく、Webサイトのユーザビリティやアクセシビリティが求められます。Webサイト全体の統一感を理解してデザインすることも必要です。

また、HTMLで表現できないデザインをしてしまうと、後々コーディングをする際に無理が生じます。PCやスマホの画面幅を無視したレイアウトも避けたいところです。

このように、Webサイトのデザインをする際にはWeb環境への配慮が不可欠です。実際、全てのWebデザイナーがこれらを完全に理解してデザインできているかというと、そんなことはないのです。

Webデザインに対する認識を改める

私自身、美大やデザイン学校出身ではありませんが、ディレクターというポジション上、制作物のデザインをチェックしたり、Webサイトのデザインをすることはあります。

Webデザイン初心者にありがちなのは、Webデザインというものをアートのようなものと勘違いしていることです。実際、私も以前はデザインについて尋ねられても「私は専門家じゃないから…」と逃げていた気がします。しかし、クライアントにとってはWeb制作会社のスタッフは皆デザインのプロという認識ですし、それを期待してお金を払っています。

コーディングを専門にするにしても、ボタン等のパーツのデザインが全て揃っていることは稀です。仕方なく気を利かせてHTMLとCSSで作成するにしても、そんなボタン一つにも効果的なデザインが期待されています。

ではノンデザイナーの人はどうするか? まずはWebデザインに対する認識を改めることから始めるましょう。一般的にデザイナーをする人は美大出身だったり、センスが良かったり、天才肌だったりと思い込みがちです。たしかに一部の先端をいくデザイナーはそうかもしれませんが、それはほんの一握りです。

学生時代の学びやセンスの差は大きいし、センスがある人は実力が伸びるのも早いです。しかし、才能ある人ばかりがデザイナーなのかというと、そうではありません。デザインセンスが一人ひとり異なるように、クライアントや消費者のデザインに対する感性も異なります。様々なデザインに対応するには、様々な人のセンスが必要です。

また、Webサイトを使用するのはあくまでデザインにこだわりのない一般ユーザーです。そういったノンデザイナーの人達にも「使いやすいWebサイトだ」と思ってもらう必要があります。ノンデザイナーだからこそ、どういったものが使いやすいかわかるというのは大きな強みです。

Webデザインスキルの磨き方

ここまで聞いても「自分にはデザインセンスなんてないし…」と思う人もいるでしょう。実際、Webサイトは一般ユーザーを相手にするため、センスよりもユーザビリティやアクセシビリティが重要視されることが多いです。また、先人たちが築いたデザインの法則があるため、それに従うほうが結果的に良いデザインといわれることが多く、そういった良いWebサイトを見て研究することがデザインスキル上達の鍵となります。

以下はWebサイトで使用するロゴを制作する際に、私が参考にしたページです。このようにある程度の法則を守れば、良いロゴを作ることができます。実際、この法則を念頭においてデザインしたところ、クライアントに私のロゴを選んでもらうことができました。

素晴らしいロゴをデザインするための45の法則(外部サイト)
https://www.creamu.co.jp/blog/design/2008/10/45.html

この法則からわかることは、デザインセンスがある人でも独りよがりなデザインでは、決してクライアントやWebサイトのユーザーに受け入れられないということです。ルールに則ったデザインでないと、素人目から見てもどこか落ち着かないデザインとなってしまうからです。

このようにデザインというものはセンスよりも経験による差のほうが大きいです。デザインするときは様々なWebサイトを観察して法則を掴むことです。そして、レイアウトや余白のとり方、フォントの使い方、配色の傾向等を掴めたら、学んだことを実際の案件で使ってみることでデザインスキルが向上します。また、クライアント等から様々な指摘をもらうことで、デザインのブラッシュアップをすることができます。デザインスキル向上のコツは学びと実践を繰り返すことです。

しかし、なかなか自信がつかない人は一度セミナー等の受講も検討してみてください。受講したらそこで終わるのではなく、学んだことを意識してWebサイトを制作しましょう。そして、出来上がったWebサイトを他人に評価してもらってください。けっきょく、場数を踏むことがデザイン上達の近道となります。

※使用画像の掲載元

クリエイター:soraraさん
掲載元サイト:写真AC