アニメ映画「聲の形」を観た感想
2019-02-18

地上波放送を録画して以来、ずーっとHDDに残っていたアニメ映画「聲の形」。
やっと腰を据えて観賞しました。
私は事前情報をまったくチェックしておらず、唯一の情報がTVCMでした。
主題歌がaikoだったこともあり、「耳の聞こえない少女と主人公の切ない恋愛話かな。泣けそうだな。」くらいにしか思っていませんでした。
しかし、百聞は一見に如かずですね!
※ここから少しネタバレが入ります。
実際に観て感じたこと
オープニングのオシャレな演出から、「え、この方向性なの?タイトルとミスマッチだけど…」と思っていると、だんだん不穏な内容になっていきました。
小学校のいじめの描写がリアルに描かれているしね。
それからいろいろあって、主人公はかなり弱った人間になっていきます。
障害者への偏見やいじめなどの社会問題を取り扱っているので、胸が痛むこともありますが、映画は見応えありです。
現実は映画のようにいかないこともあるとは思います。しかし、この映画を観た人が、自分と相手の立場を尊重することに気付ければ、偏見やいじめを減らすことに繋がるのではないでしょうか。
とにかく、ただの青春ラブストーリーではなく、いろいろと考えさせられる映画でした。
ちなみに、小中学生の道徳の題材に良さそうだな~、と考えていたら、すでに文部科学省とタイアップしていたようです。
[映画『聲の形』:文部科学省]
http://www.mext.go.jp/koenokatachi/
オススメですので、ぜひご覧ください。
※私は映画関係者ではないです(笑)